どうも、レンジです。
以前、知り合いの経営者何人かとフィリピンに旅行に行ってきました。
経緯としては、昔からお世話になっている経営者がフィリピンの現地の人と交流する旅行企画を立てていたんですね。
で、その話を聞いたときに誘われたので、
って言ったのが始まりでした。
フィリピンの首都が「マニラ」っていうところなんですけど、そういうメジャーどころではない場所を中心に巡ってきました。
現地の人が先導してくれるからこそのプランでしたね。
日本とは全く違った環境で現地の人と接する中で、非日常を体験することの大事さや円滑なコミュニケーションのヒントを学んできたので、シェアしたいと思います。
日本ではあり得ない非日常のオンパレード
フィリピンは赤道直下ということもあり、1年中暑い国です。
行ったのは12月でしたが、気候的には真夏なので着いた瞬間に、
「あっつ!!」
ってなり着替えました。
空港に着いて最初に思ったのが警備が厳重ってことでした。
というのも、空港で入国審査をクリアして外に出たんですが、いきなり超ゴツいライフルを構えたグラサンの黒人警官が2人いたんですね。
銃なんてモデルガンくらいしか見たことがなかったのですが、直感的に、
「あ、これで撃たれたら間違いなく死ぬな」
って思いました。
ちなみに、写真を撮る勇気はありませんでした(苦笑)
その後、現地の人が迎えにきてくれてワゴンに乗って宿泊先の家に移動しました。
(今回の旅行はホームステイみたいな感じで現地の人の家に泊めてもらう方式でした)
途中、高速道路で180キロくらい出していて、ここでも生命の危機を感じましたね(^_^;)
しかも、このときに運転していた人がクラクションをラッパか何かと勘違いしていて、車内のBGMに合わせて鳴らしていましたw
「あぁ、ここじゃ日本の常識は通じないんだな」って非日常を身を持って実感しました。
宿泊先はこんな感じ。
部屋では男4人で雑魚寝してました。
翌日からはこんな感じで、庭先でのんびりしたり、
宿泊先から出て現地のリゾートに行ったりもしました。
ここは川の中にテーブルがあって、足を川の中に突っ込みながら食事をするバイキングレストランでした。
フィリピンは暑いので足元が冷えて気持ちよかったですね。
あと、ここは何故か素手で料理を掴んで食べるのがマナーで、素手で食べる⇒足元の川で手を洗うとかいうよくわからない食べ方をしていましたw
他にも山間部にある温泉施設に行ったりもしました。
ちなみに、ここに行くときは施設の車に乗っていくのですが、トラックの荷台に乗って渓谷の中を爆走しながら移動するというアクティビティ感MAXの移動方法でした。
※いきなり大きい音が出るので注意してください。
あとはモルディブをパクったリスペクトしたリゾートに行ったり、
怪しさ満点のナイトマーケットに行ったりするなど、
日本では絶対に体験できないことをいくつも経験することができました。
で、これではただの旅行ブログになってしまうので、ここから本題を話していきます。
フィリピン人「I’m DOHENTAI!!www」
この旅行ではいろいろなところに行きましたが、メインコンテンツは現地の人との交流でした。
彼らは英語が話せるので、僕も拙い英語力でなんとか交流を試みました。
で、彼らは日本の漫画とかアニメが好きでその影響で日本語も断片的に知っていたのですが、その中でとある言葉を連発していました。
それが、
「ド変態」
でした。
実際に拘留してみて分かったのですが、フィリピンの人ってとにかく明るいんですね。
ずっとふざけて冗談を言ったりしているし、常に笑顔が絶えていませんでした。
その中で、彼らは隙あらば「I’m DOHENTAI!!www」と言っていました。
「なーに言ってんだ、こいつはw」って感じですよね(笑)
別に意味を知らないとかじゃないです。
普通に意味を知っていますし、間違いなく確信犯です(^_^;)
じゃあ、何でド変態なんて言っているのかというと、僕ら日本人とのコミュニケーションのためなんですね。
残念ながら大半の日本人の英語力は壊滅的なので話そうと思っても話せません。
そこで彼らはあえてド変態ということで、笑いを生み出してコミュニケーションを図ろうとしていました。
これって会話とかのコミュニケーションにおいてめちゃくちゃ大事な考え方で、笑いって相手と打ち解けるために欠かせない要素なんですね。
会話が苦手な人にありがちなのが、話していてつまらないってことです。
話していてもつまらないから、
- 会話が盛り上がらないし
- すぐに会話が途切れてしまうし
- また話したいと思ってもらえない
ってことが起こってしまいます。
本人としては、相手に失礼がないようにとかどうやって笑いを起こせばいいかわからないからみたいな事情もあると思います。
でも、現実的な話として話がつまらないと、そこで関係が切れてしまうんですね。
人間って感情の生き物で、突き詰めると話していて楽しいか楽しくないかってところに行きついてしまうんですよね。
これは友達との雑談とかに限った話ではなく、たとえば仕事の営業とかでもそうです。
話していて楽しいと感じれば、信頼してもらいやすいですし、自分の商品を買ってもらいやすくなります。
営業でなくて事務仕事とか工場の生産ラインとかでも、周りとの人との関係が良好になって仕事がやりやすくなります。
これってあくまで代表的な例で、冗談を挟んで楽しく会話ができることの恩恵って計り知れないんです。
まぁ、ただこれ仕方ない部分もあって。
特に社会人とかになるととにかく感情を殺してテキパキ仕事をこなすことが求められます。
仕事中に冗談なんて言って笑っていようものなら上司から、
「遊んでないで、さっさと仕事しろ!」
なんて言われることもあるでしょう。
こんな環境で会話の中に笑いを入れようなんて思わないですよね(苦笑)
あとは笑いって一定のリスクがあって、それが「スベる」ってことです。
冗談を言ってみんなを笑わせようとしたらスベって微妙な空気になってしまった。。。
こんなリスクがあります。
そして、コミュ障の人は会話が苦手なこともあってスベる確率が高いんですよね(^_^;)
だから、スベることを恐れて冗談やユーモアを言わないようにすると。
こんな感じで環境とかリスクを考えた結果、言いたくても言えないなんて背景があったりもします。
ただ、やっぱり笑いがないことには話していてつまらないと思われてしまう。
これに関しては紛れもない事実です。
だから、フィリピン人が「I’m DOHENTAI」と連発していたように何かしらの形で笑いを入れた方がいいんですね。
ポイントは緊張と緩和
コミュニケーションでは緊張と緩和のコントラストが大事になってきます。
「緊張と緩和って何?」
って思うかもしれませんが、たとえばあなたの前に人がいてその人があなたの目をじーっと見てきたらどうなるでしょうか?
きっと何だか居心地が悪くなって、その場から逃げ出したくなる感覚になると思います。
これが「緊張」です。
(ちなみにこれは大会前に緊張するとかの緊張とは別物で、空気感が緊張するみたいな感じです)
で、その流れでじーっと見てきている人が不意に変顔をしてきたらどうなるでしょうか?
おそらく吹き出して笑ってしまい、じーっと見られていたときのような居心地の悪さは消えると思います。
そして、この居心地が消えて空気が緩むのが「緩和」です。
この「緊張」と「緩和」を適度に繰り返すことで、メリハリのついた楽しい会話になるんです。
で、ここまでの内容を読んでもらえれていればわかるように会話の中に笑いがない人はずっと「緊張」状態なんですね。
「緩和」が一切ない。
だから、話していて楽しくないんです。
そして、フィリピン人と英語が話せない日本人が一緒にいてもそんな感じになります。
だからこそ、彼らはあえてド変態と言うことで緩和を作り出して楽しい時間にしようとしていたんですね。
おそらく感覚的にやっていたのだとは思いますが、そういったサービス精神というか相手のためを思って行動できるというのは彼らの素晴らしいところでした。
また、彼らは常にふざけてはいますが、一方でマジメな話もできます。
(こっちから意図して聞かないと常にふざけ散らかしてましたがw)
「フィリピンの人にとって幸せとは何か?」とか「何故、目の前のことに全力を出せるのか?」とか日本人にしたら怪訝な表情をされたり「わかんね」って返ってくるような質問にも自分の意見をちゃんと持っていました。
このコントラストですよね。
緊張するところは緊張する。
緩和するところは緩和する。
こういったメリハリが彼らのコミュニケーションの特徴であり、多くのコミュ障に欠けているものです。
マジメ症候群
別にマジメが悪いって言っているわけではありません。
日本とフィリピンでは事情が違いますし、日本でふざけていたら普通に怒られてしまうでしょう。
ただ、さっきも書いた通り重要なのはコントラストで、マジメ一辺倒になるのがマズいってことです。
フィリピン人が常にド変態と言っていたように、遊び心を持って楽しくコミュニケーションを取る。
↑ これがコミュ力を上げるのには欠かせない考え方です。
個人的にはこの経験から「マジメ=100%いいこと」って価値観は外さないとダメだなって思いました。
日本ではとにかくマジメなことがいいことのように扱われています。
そして、学校でも会社でも大前提としてマジメなことが求められます。
もはや「マジメ症候群」とでも言えてしまいそうなほど日本人はマジメが大好きです。
でも、マジメにだってデメリットはあるし、とにかくマジメに誠実にしていればそれでいいってわけでもないんです。
(日本の教育がそうなっているので仕方ない部分でもありますが)
みんな表面上はマジメにしていても、心のどこかでは楽しいことを求めているんです。
じゃなきゃ日本からエンターテイメントという産業はとっくに廃れています。
なら、会話の中で笑いを生み出して楽しい会話をするのって相手のニーズを汲んだ良質なコミュニケーションだし、コミュ力を上げたいなら実践すべきことです。
フィリピン人は世界で最も幸せな人種らしいのですが、今回実際に現地に行ってみてそのことを肌感覚で理解しました。
(逆に日本人は幸福度ランキングが毎年低いのですが、今話したマジメ症候群が大きな原因の1つかなと思いました)
ということで、もしこれまでマジメ一辺倒で遊び心ゼロのコミュニケーションを取ってきてしまった人は、どうすれば会話の中に笑いを入れて楽しく会話ができるかを考えてみてください。
それだけで、もう半分以上コミュ障脱出できていますし、あとはそれを実行していくだけで楽しく会話ができるようになっていきますので。
僕自身、この経験からもっと遊び心を持って楽しく会話ができるようになって、身の周りの人と充実した時間を過ごせるようになっていこうと思いました。
【追伸】
当然ですが日本で「オレ、ド変態だからwww」なんて言ったら間違いなくヤバいやつ扱いされます。
止めはしませんが、やるなら自己責任でお願いしますw
コミュ障卒業のエッセンスをギュッとまとめた限定書籍を読めます
以前の僕はどうしようもないほどのコミュ障でした。
中学生のころに友達に罵倒されたのをキッカケに人間不信⇒コミュ障になり、高校で孤立したり、友達を怒らせて絶縁されたり、大学デビューも見事失敗しました。
何回も自分なんて生きていても仕方なんじゃないかと考え、一時は自殺寸前まで行ったこともあります。
誰がどう見ても間違いなく「落ちこぼれ側の人間」でした。
しかし、そんな僕でも今ではコミュ障を克服して、人並み以上の会話力や魅力的な友達を手に入れました。
なぜ、そんな変貌を遂げられたのかというと正しいコミュ力の磨き方を知って、真剣に取り組んだからです。
たったそれだけのことで約10年苦しんできたコミュ障からあっさりと解放されました。
そして、コミュ力を上げる過程で、
- 話しているときに相手を楽しませてもっと話したいと思ってもらえる方法
- 初対面の人が相手でも会話を盛り上げて最初から好感度MAXの状態を作る方法
- コミュ障コンプレックスを克服して新たな自分に生まれ変わる方法
- 楽しく会話ができるようになり、人との交流に積極的になれる方法
- 長年の課題を解決して自分の人生に希望を見出せる方法
などなど、学校や社会では絶対に学べないようなスキルを学んできました。
この経験から「正しい知識」と「正しい行動」さえあれば、どんな人でもコミュ障を脱却して楽しく会話ができるようになれると確信しています。
そういった思いから、僕がどのように自分のコミュ障と向き合い克服していったのかを、体験談として1つの書籍にまとめました。
Amazon(Kindle)などの表には出していない秘匿性の高い書籍となっているので、メルマガ限定で公開しています。
内容はエピソード形式で当時の心境なども具体的に記述しています。
20分くらいでサクッと読めるように書いたので、コミュ障を克服して楽しく人生を過ごせるようになりたいなら読んでみてください。
無料参加フォーム アドレスの入力が面倒な場合は空メールを送って受け取る※メールの最後に解除リンクを貼っていますので、すぐに解除することができます。※ご記入いただいた個人情報はプライボシーポリシーに基づ...
⇒限定電子書籍「コミュ障卒業したら人生すべて上手くいく」を読んでみる