浪人時代に不用意な一言で友人に絶縁された経験から学んだこと

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どうも、レンジです。

僕って高校卒業した後に1年浪人しているのですが、実はその間に人間関係で1つ大きな失敗をしています。

昔からコミュ障だったこともあって、

コミュニケーション系の失敗は一通りコンプリートしたんじゃね?

って感じなのですが、その中でも群を抜いてしんどい出来事でした。

今回はそんな浪人時代の話をしていこうかなと思います。

 
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レンジレンジ

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浪人生活のスタート

高校を卒業した僕は絶望的なまでに勉強ができなかったので、受けた大学全てに落ちて浪人になりました。

自宅で勉強して大学に行くことも考えましたが、考えてもムリだったのでおとなしく予備校に通うことにしたんですね。

それで僕が選んだ予備校は1人1人がストイックに合格を目指すといったところではなく、

「みんなで頑張って、第一志望に合格しよう!!」

みたいなところでした。

コミュ障だった僕はそれよりは1人1人が関わりなく頑張る方が良かったのですが、

レンジレンジ
まぁ、いうても勉強してるときは1人だしそんな気にしなくてもいいか
レンジレンジ
そんなに話すこともないでしょ

くらいの認識であんまりちゃんと考えていなかったんです。

どうせコミュ障でまともに話なんてできない。

それがわかっていたので、他の人なんて特に気にかけていなかったんです。

1人で黙々と勉強をして、最終的に第一志望の大学に受かればそれでOKみたいな。

そんな感じで考えていました。

そして、予備校に入学した初日。

僕は浪人生全体のレクリエーションがあったので、それに参加していました。

浪人担当の人からの話が終わって勉強に戻ろうとしたその時でした。

隣の席にいた人に話しかけられたんですね。

おぉう、マジか。

え、てかこの人誰だ?

やべぇ、どうしよう、、、

予想外の展開にビビりながらしどろもどろで対応します。

A「初めまして。オレ〇〇って言うんだけど名前聞いてもいい?」

僕「あ、△△です」

A「おー、そうなんだ!よろしく!どの辺に住んでるの?」

僕「えっと、××の辺りで〜」

最初はすぐに話が終わるだろうなと思っていました。

でも、相手が話し上手なのか思った以上に話が続きます。

気づいたら、周りに誰もいない中で僕とAの2人だけで話していました。

あれ?これって友達ができているのでは?

誰とも関わるつもりがなかったのに友達ができるというまさかの展開。

孤独に耐えながら1人で浪人生活を送る気でいたので、完全に想定外の出来事でした。

しかし、高校時代からコミュ障で全くと言っていいほど友達がいなかった僕からすればこれ以上に嬉しいことはありません。

もしかして、思ってたよりも楽しい浪人生活になるのでは?

え、なにこれめっちゃ嬉しいんだけど(笑)

そんなワクワク感を感じながら浪人生活がスタートしたんですね。

その後、僕とAは毎日のように話していました。

話していたと言っても僕は話せないので、一方的にAの話を聞いているだけだったんですけどね(苦笑)

会話のキャッチボールではなく、Aが投げたボールを僕がキャッチして、そしたらAがまた別のボールを投げてくるみたいな。

そんな感じでした。

でも、コミュ障の僕にとっては人と話しているということだけで十分に嬉しかったんです。

他にも、休み時間に休憩ホールで話したり、昼飯を買いに行ってそのままホールで食べたり、帰りに時間が合えば一緒に帰ったりしていました。

コミュ障じゃない人からすると「いや、そのくらい普通でしょ」って思うかもしれないですけどね。

でも、そんなことですら楽しかったんです。

これまでの自分とは違う。

ついにオレにも話し相手ができたんだ!

そんな感覚になりながら浪人生活を送っていました。

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軽率な一言で唯一の友人を怒らせてしまう

そんなこんなでコミュ障なりに楽しく浪人生活を送っていたときのこと。

とある事件が起きました。

その日も僕は休憩時間中にAと話していました。

すでに話し始めて結構な時間が経っていて、慣れなのかコミュ障な僕でも徐々に自分から発言していたんですね。

最初は黙って話を聞いているだけでも十分でした。

でも、途中から自分も発言したいという欲が出てきたんです。

それで話していたのですが、会話の流れの中である冗談を思い付きました。

これって言ったら面白いんじゃないの?

自分の発言でAが笑ってくれたら楽しいだろうな。

おし、ちょっと言ってみるか。

これまでの感じから冗談を言っても大丈夫だろうと判断。

「そういえばお前って本当によくしゃべるよな。このままだと普通に第一志望落ちるだろwww」

思い付いた冗談をためらいなく言いました。

僕の冗談を聞いたAは狙い通り笑ってくれ・・・ませんでした。

A「は?」

一気に空気が凍りつき、会話がストップ。

気づいたときには手遅れでした。

Aは明らかに不機嫌そうな表情をして立ち去ってしまったのです。

自分が何をやらかしたのかは火を見るより明らか。

冗談を言ったつもりがAを怒らせてしまったんですね。

頭が真っ白になり、動悸が激しくなり、血の気が引いて、全身から冷や汗が出てきます。

やばい、やばい、やばい。

やらかした、どうしよう。

あああ、冗談なんて言わなきゃ良かった。

マジで5分前に時間巻き戻ってくれよ。

え?なんで?何がダメだった?

マジでわからないんだけど。

てか、そんなことどうでもいいわ、これどうしたらいいの?

とりあえず何すればいいの?

これまでの人生で経験したことがないレベルで大パニックに陥りました。

思考がまとまらず、どうしたらいいか見当も付きません。

何をすればいいかもわからず、僕はその場に立ち尽くしてただ呆然とするしかありませんでした。

今、思うとこのときの僕は1つ大きな勘違いをしていました。

僕が話せていたのはAの会話スキルが高いからだったんです。

決して僕の会話力が上がったわけではなかったんですね。

僕はこの事実を完璧に見落としていました。

そして、

コミュ障なオレでも会話ができるんだ!

これくらい話せるならオレでも面白いことが言えるんじゃね?

なんて思い上がりをしていたんです。

もちろん、コミュ障だからといって冗談を言ってはいけないわけではありません。

でも、それよりは普通の会話をできるようにするのが先だし、Aのおかげで会話ができていることを自覚しないといけなかったんです。

しかし、僕は会話ができていることに浮かれてその視点が欠けていました。

その結果がこれです。

何度も後悔しましたがすでに手遅れでした。

マジでしょうもない冗談なんて言わなきゃ良かった。。。

実は夢で起きたらさっきのことがなかったことにならないかな。。。

そんな現実逃避的なことを考えたりもしてました。

完全な因果応報ですね。

「勝って兜の緒を締めよ」ではありませんが、うまく行っているときほど自分の足元を見つめて自分を客観的に見ないといけなかったんです。

その後、冷静になった僕は何回かAと仲直りしようと試みました。

でも、できなかったんですね。

めちゃくちゃ気まずかったってのもありましたし、思いっきり避けられていたので話しかけるタイミングすらなかったんです。

それに謝っても許してもらえなかったときのことを考えると、恐くて話しかける勇気も出ません。

謝りたい気持ちはあるのに行動に移せない。

まるでアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態でした。

Aとたまたま廊下ですれ違ったときのあの気まずさは今でもトラウマです。

このときの僕は他に話すような人もいなかったので、あっという間に1人になりました。

一気に孤独感に襲われました。

あぁ、ここでもオレはやらかしたのか。。。

もうAとの関係は修復できないと悟った僕は予備校を数日休むくらい落ち込みました。

家でぼーっとしながら、冗談を言ったことを心の底から後悔しました。

あそこで冗談を言わなかったら、こんなことになってなかったよな。

コミュ障のくせに変な欲を出すからこうなるんだ。

あぁ、マジで1週間前に時間が戻ってくれねぇかな。

やっぱり自分が人と楽しく話すなんて高望みだったのかな。。。

本当はあのまま仲良くしながら一緒に受験を頑張って、最後はお互いに第一志望の大学に受かって「いえーい!」なんてハイタッチとかをしたかったんですけどね。

でも、不用意な一言で叶わぬ願いになってしまいました。

Aと楽しく話していただけに、余計に辛かったですね。

最初から1人ならぼっちでも何も感じません。

なぜなら、それが普通だからです。

でも、仲良くなっていたところからの絶縁なので、ギャップがめちゃくちゃしんどかったです。

普通に落とされるよりも、上げてから落とされる方が何倍も辛いんですね。

最初は1人で浪人生活を過ごすつもりでしたが、1度人と話す楽しさを知ってしまったら、もうそんな風に考えることはできませんでした。

また話したい、何とか謝って許してもらいたいと思いつつ、結局どうすることもできず現実から目を背けるしかありませんでした。

そこからは1人孤独な浪人生活でした。

朝から晩までずっと勉強をして、途中で誰とも話すこともなく黙々と手を動かす日々が続きます。

朝も昼も夜も、勉強、勉強、勉強・・・。

浪人生なのでそれが正しい姿なのかもしれませんが、精神的にはかなり辛かったです。

時には予備校に行っても勉強せず、予備校の近くを1時間くらい散歩することもありました。

そして歩きながら考えていたのは、“あの時”のこと。

もしあのとき調子に乗って冗談なんて言わなかったら、まだ話せてたんだろうか?

もしちゃんと謝ることができたら、許してもらえたんだろうか?

もし今もAと仲良く話せていたら、こんな辛くて悲しい気持ちにならなくて済んだんだろうか?

てか、なんでオレってこんなにコミュニケーションがヘタなんだろう。

なんでこんな人間になっちゃったんだろうな。

普通に話したりできればそれでいいのに。。。

この先もずっとこの調子なら、もういっそ死んだ方がいいのかもな。

何度も何度も後悔しました。

しかし、どれだけ思い悩んでも現実は変わりません。

あまりの情けなさに道端で泣きそうになりました。

しかし、ここで泣いたら周りの人に変な目で見られると思い、涙目になりながらギリギリのところで引っ込めました。

今、思うとここで思いっきり泣いてしまった方が気持ちがスッキリして良かったのかもしれません。

でも、コミュ障特有の周りの目を過剰に気にするクセもあって、泣くことすらできなかったのです。

その結果、もやもやしたネガティブな気持ちを抱え込むことになってしまいました。

その後、孤独な浪人生活は続き、最終的には第2志望の大学に進学することに。

第1志望の大学は入試は受けましたが、全く歯が立ちませんでした。

できる問題から解いていこうと思って問題用紙をめくっていったら、1問も解くことなく最後のページまで行きました(苦笑)

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ネガティブな過去をプラスに考える方法

ここまで浪人時代の失敗談を話してきました。

で、この話って基本的にネガティブな話なんですよね。

友達とケンカ別れしてそのまま縁が切れてしまったという話なので。

ただ、今の僕ってこの話をあまりネガティブに考えていないんですね。

それどころかプラスに考えている節すらあります。

別にそれは強がりを言っているとか、もう浪人生活は終わったからどうでもいいとかそういうことじゃないです。

こういったコミュニケーションで苦しんだ経験があったからこそ、本気でコミュ障を改善しようと思って、実際にコミュ障を卒業したからです。

実は僕って今回話した浪人時代だけじゃなくて、大学生になってからもコミュニケーションでミスしています。

そこで、このままじゃダメだと思って本気でコミュ障を改善したんですね。

でも、もし今回話した浪人時代の経験がなかったらコミュ障を改善しようと思わなかったかもしれません。

浪人のときに失敗して、大学でも失敗したから、本気でコミュ力を上げようと思えたんです。

その結果、今ではコミュニケーションで失敗したり、不自由をすることはほぼなくなりました。

だから、心の底から、

あのときの苦しみがあったから今があるんだよな。

そう思うとあの経験も悪くはなかったのかも。

って思えているんです。

ネガティブな過去も成長して乗り越えることでプラスに変えられるんですね。

ちなみに、僕がコミュ障を改善して「マジでよかったなぁ」って思ったことを書き出すと、

  • 飲み会の2時間が苦痛ではなく楽しい時間になった
  • 会話にビクビクせず、ラクな気持ちで日々を過ごせるようになった
  • 自分に自信が付いてチャレンジ精神が湧いてきた
  • どんな環境に放り込まれても、対応できる自信が付いた
  • 会話をするときに相手からどう思われるか気にしなくなった
  • 会話が終わった後に「あれ言わなかった方が良かったかなぁ」と気を揉むことがなくなった
  • 相手から話しかけられてうまく返せず申し訳ない気持ちになることがなくなった

他にもありますが、こんな感じでコミュ障から来る悩みや閉塞感がキレイさっぱりなくなったんですね。

寝ても覚めても憂鬱な気分だったのが、スッキリした気分で起きれるようになりました。

あとは、コミュ障卒業することで自分の人生を目標を持って前向きに生きていけるようにもなりました。

実際、僕は今、会社員を辞めて起業しています。

元々は普通に大学を卒業して会社員をやっていたんですけどね。

でも、毎日会社に行って働いているうちに、もっと別のことにチャレンジしてみたいと思うようになったんです。

別に会社に不満があったわけではなく、もっと明確に目標を立ててそこに向かって挑戦したいって思い始めたんですね。

そこで上司と相談して会社を辞めて起業しました。

もし僕が今でもコミュ障だったら絶対に起業しようなんて考えなかったと思います。

そんなことよりもどうやって会社の人と接すればいいかわからずオタオタしていたはずです。

そもそももっとブラックな会社にしか入れなくて、目標どころか自分の人生を諦めていたでしょう。

そうならなかったのも、コミュ障を卒業したからだと思っています。

今は朝、決まった時間に起きる必要もありませんし、万が一寝坊しても誰にも怒られません。

満員電車で朝っぱらから不快な思いをすることもないし、めんどくさい飲み会や取引先との接待もありません。

ウザい上司もいませんし、毎日残業で何のために生きているかわからなくなることもないです。

気が向かないときは仕事を切り上げて、ふらっとカフェに行くこともできます。

何より自分が興味を持ったことをやれているので、普通に会社員として働いていたときより充実しています。

もちろん、全てが自己責任なので会社員とは違った厳しさがありますが、それも含めて楽しみながら充実した日々を送っています。

うん、楽しい。

それが今の率直な気持ちです。

それもこれも全てはコミュ障を改善したからなんですね。

こういった経験からコミュ障を卒業すれば人生の全てがうまく行くよなって思っています。

もちろん、まだまだ至らないところばかりです。

なので、これからもコミュ障を克服したときの経験を活かしてどんどんレベルアップして、1度切りの人生を最高のものにしていきたいですね。

コミュ障卒業のエッセンスをギュッとまとめた限定書籍を読めます

以前の僕はどうしようもないほどのコミュ障でした。

中学生のころに友達に罵倒されたのをキッカケに人間不信⇒コミュ障になり、高校で孤立したり、友達を怒らせて絶縁されたり、大学デビューも見事失敗しました。

何回も自分なんて生きていても仕方なんじゃないかと考え、一時は自殺寸前まで行ったこともあります。

誰がどう見ても間違いなく「落ちこぼれ側の人間」でした。

 

しかし、そんな僕でも今ではコミュ障を克服して、人並み以上の会話力や魅力的な友達を手に入れました。

なぜ、そんな変貌を遂げられたのかというと正しいコミュ力の磨き方を知って、真剣に取り組んだからです。

たったそれだけのことで約10年苦しんできたコミュ障からあっさりと解放されました。

 

そして、コミュ力を上げる過程で、

  • 話しているときに相手を楽しませてもっと話したいと思ってもらえる方法
  • 初対面の人が相手でも会話を盛り上げて最初から好感度MAXの状態を作る方法
  • コミュ障コンプレックスを克服して新たな自分に生まれ変わる方法
  • 楽しく会話ができるようになり、人との交流に積極的になれる方法
  • 長年の課題を解決して自分の人生に希望を見出せる方法

などなど、学校や社会では絶対に学べないようなスキルを学んできました。

 

この経験から「正しい知識」と「正しい行動」さえあれば、どんな人でもコミュ障を脱却して楽しく会話ができるようになれると確信しています。

そういった思いから、僕がどのように自分のコミュ障と向き合い克服していったのかを、体験談として1つの書籍にまとめました。

Amazon(Kindle)などの表には出していない秘匿性の高い書籍となっているので、メルマガ限定で公開しています。

内容はエピソード形式で当時の心境なども具体的に記述しています。

20分くらいでサクッと読めるように書いたので、コミュ障を克服して楽しく人生を過ごせるようになりたいなら読んでみてください。

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