どうも、レンジです。
僕が壊滅的なまでのコミュ障だったころの話なのですが、大学のサークルから逃げたことがありました。
何でかって言うと当時の僕にとって地獄のような場所だったからです。
大学のサークルと聞いて多くの人は、
- みんなで楽しく活動して飲んだり
- 活動がない日はみんなで集まった飲んだり
- 定期的に合宿に行って飲んだり
- 大会に出て打ち上げで飲んだり
- 卒業シーズンに追い出し会で飲んだり
って思うんじゃないかなと(笑)
まぁ、これは半分冗談ですが、少なくとも参加していて楽しい場所ってイメージはあると思います。
ただ、僕が所属していたサークルはそうではありませんでした。
もう全然楽しくない。
僕にとっては文字通り「地獄」でした。
なので、今回はそこから逃げ出した話と結果的にその判断が大正解だった話をします。
もし、今あなたのいる環境が辛くて辛くて仕方ない。
今にも気持ちが折れてしまいそうだってときは参考になるんじゃないかなと思います。
ぜひ最後まで読んでみてください。
地獄のような大学サークル
僕は大学生のときに一時的に野球サークルに入っていました。
「コミュ障なのにサークル入ったの?」って思うかもしれませんが、いわゆる「大学デビュー」ってやつです。
高校までずっとコミュ障に苦しめられいた僕は、大学に入ったらこれまでの自分を変えようと思っていました。
コミュ障で誰ともロクに話せずぼっちな人生から、華やかな大学生活を送ろうと心に決めていたんです。
で、その第一歩として野球サークルに参加することにしました。
「高校まで野球やってたし、ひとまず野球サークルかな」って感じでした。
それでこの野球サークルに入ってどうなったかって言うと最初はイイ感じでした。
大学デビューしようと思っていたくらいなので、入った直後はテンションも高くそれなりに楽しんでいました。
会話もテンションの高さで誤魔化してギリギリ何とかなっていました。
「大学デビュー」って意味では満点に近いスタートだったんじゃないかなって今でも思っています。
なんですけど、やっぱりコミュ障はコミュ障なんですよね。
最初はイイ感じでも時間が経つにつれて化けの皮が剥がれていきました。
先輩からの言葉にうまく返せなかったり、更衣室で着替えているときに自分だけ話に入れなかったり、場の空気に合わせた冗談が言えなかったり。
こんな感じでコミュニケーションの端々で徐々にボロが出始めました。
すると自分で「ヤバい・・・」って気付くので、今度は無意識的にボロが出ないようにし始めるんですね。
具体的に何をしたかと言うと、会話を避けるようになっていきました。
つまり、どんどん話さなくなっていったんです。
そうなると、周りの人たちも、
「こいつ、最初はよく話してたのに最近全然話さねぇな」
ってなるわけです。
で、最終的にどうなるかって言うと「いじられキャラ」になったんですよね。
この時点でイヤな予感がしていたんですけど、いじられキャラなんて言えば聞こえはいいですが要はみんなのおもちゃです。
「いじり」という名のいじめ同然の仕打ちを毎日のように受けるようになりました。
- グラウンドに1人置き去りにされる
- 弱いのに自分だけ強いお酒をロックで飲まされる
- 用具の持ち運びや管理を押し付けられる
- 割り勘なのに自分だけ多めに払わされる
- ちょっと発言すると何故か鬼のように罵倒される
- グループLINEを送ると当然のようにスルー&退会させられる
- 用事があって練習とかに不参加だとめちゃくちゃ責められる
こんな感じで毎日毎日ブチギレたくなるような扱いをされていきました。
まさに「地獄」って名前がふさわしい空間でした。
で、最初は「まぁ、仕方ないか」って思いながら笑って過ごしていたんですけど、あるとき限界が来たんですね。
それはサークルの合宿でした。
サークルでは夏合宿をやっていたのですが、合宿の話を聞いたときに僕は心底「行きたくない」と思いました。
普段これだけイヤな思いをさせられているのに、これが24時間以上ずっといる合宿になったらどうなるんだと。
最悪、海に沈められるんじゃないかってところまで想像しました。
当然、合宿には不参加にしたんですけど、それもまた責められるわけです。
具体的に何を言われたのかはもう覚えていませんが、そもそも責められる筋合いもありません。
ここで僕の我慢は限界を迎えました。
こんな連中に時間を使う価値はない。
何より自分の精神衛生上、縁を切った方がいい。
そう判断して僕はサークルを抜けました。
(正式な手順を踏んで抜けるとまたギャーギャー言われるのでばっくれました)
逃げるのって本当に悪いこと?
これって要はサークルから逃げたってことなんですけど、今思うと本当にファインプレーだったと思います。
だって、あのまま逃げなかったら確実にもっとヒドい目にあっていたので。
ガチで精神を病んでいた可能性だって否定できません。
それでこういうのって一般的には「逃げた」って扱いになると思います。
環境に馴染めず逃げ出した、みたいな。
日本では「我慢強く耐える」とか「諦めずに立ち向かう」ことが良いこととされている風潮があります。
(「沈黙が美徳」とか「初志貫徹」とかですね)
逆に、そこから逃げ出したり、途中で諦めるのは良くないみたいなものって扱いですよね。
そういう風潮に影響されてか、とにかく厳しい環境に身を置いて研鑽を積んでいかないといけないっていう空気感もあります。
で、僕も自分自身を成長させるとか高めていくっていうのには賛成なんですけど、一方で逃げた方がいいときは1秒でも早く逃げるべきだと思います。
たとえば、今書いたサークルのような状況とか。
あとはブラックな会社に入社してしまったときとか。
もしくは、明らかに周りの人が敬意を欠いた態度で接してくるときとか。
どんな場所でも粘り強く頑張っていかないといけない、なんてのはただの思考停止です。
粘り強く頑張るって言っても、それに値する環境にいることが前提なんですね。
行く先々で何回も逃げ回っているなら考えものですが、そうじゃないなら逃げていいんです。
「逃げるが勝ち」って言葉もあるくらいですし。
日本人は逃げることに罪悪感を持つ人が多いですが、ちゃんと場所を選びましょうねってことですね。
実際、僕はサークルを抜けてからそれなりに楽しい大学生活を送れたし、自分のコミュ力を上げる活動に専念できたし、何より不要な精神的苦痛を回避できました。
逃げたからこそ、僕はギリギリのところで助かりました。
もし、あのときに僕が逃げずに「ここで頑張らなきゃ・・・」とか考えていたら、今ごろ病院のベッドの上だったかもしれません。
そういったことを考えると、場合によっては逃げるのが最適解になることもあるよなって思います。
苦手な人と関わる必要なんてない
それで、この逃げてもいいって話はコミュニケーションにおいても言えるんですよね。
苦手な人と関わる必要なんてないんです。
逃げちゃっていいんですよ。
小学生になって学校に行くとみんなと仲良くしましょうみたいなことを先生から言われますよね。
実際、僕も言われました。
これって一見、正しいことのように聞こえますが全然違くて。
別にみんなと仲良くする必要なんてないんです。
気の合う人と仲良くすればそれでOKです。
そもそも、人間考え方や価値観は人それぞれです。
その中で合う人合わないがあるのは当たり前だし仕方のないことなんですね。
にも関わらず、何とかしてみんなと仲良くしようとするからムリが出るんです。
たとえば、インドアで1人でゆっくりするのが好きな落ち着いた感じの人と、アウトドアでみんなでわいわいするのが好きなテンション高めの人がいたとして、この2人って仲良くなれますでしょうか?
絶対ムリですよね(苦笑)
ケンカとかはしないと思いますが、仲良くなってお互いに楽しく過ごすってのはちょっとイメージできません。
だったら、お互いにもっと気の合う人と仲良くすればいいじゃんってなります。
そう考えたときに、わざわざ自分が苦手な人と関わる必要なんてないんですよ。
僕で言えば、テンション爆上げでウェイウェイやっているような人とは合わないので、そういう人とはムリに関わらないってことです。
頑張って合わせようと思えば合わせられますが、そんなことをするくらいなら最初から自分に合う人と一緒にいればいいじゃんって話なんですよね。
「苦手な人ともうまく話せるようにならないといけないんだ」という謎の思い込みは捨てて、自分に都合の良い人間関係を築いていきましょう。
逃げるときはちゃんと逃げて、逃げずに厳しく行くところは厳しく行く。
メリハリを付けてコミュ障を克服していきましょう。
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以前の僕はどうしようもないほどのコミュ障でした。
中学生のころに友達に罵倒されたのをキッカケに人間不信⇒コミュ障になり、高校で孤立したり、友達を怒らせて絶縁されたり、大学デビューも見事失敗しました。
何回も自分なんて生きていても仕方なんじゃないかと考え、一時は自殺寸前まで行ったこともあります。
誰がどう見ても間違いなく「落ちこぼれ側の人間」でした。
しかし、そんな僕でも今ではコミュ障を克服して、人並み以上の会話力や魅力的な友達を手に入れました。
なぜ、そんな変貌を遂げられたのかというと正しいコミュ力の磨き方を知って、真剣に取り組んだからです。
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そして、コミュ力を上げる過程で、
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- 楽しく会話ができるようになり、人との交流に積極的になれる方法
- 長年の課題を解決して自分の人生に希望を見出せる方法
などなど、学校や社会では絶対に学べないようなスキルを学んできました。
この経験から「正しい知識」と「正しい行動」さえあれば、どんな人でもコミュ障を脱却して楽しく会話ができるようになれると確信しています。
そういった思いから、僕がどのように自分のコミュ障と向き合い克服していったのかを、体験談として1つの書籍にまとめました。
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内容はエピソード形式で当時の心境なども具体的に記述しています。
20分くらいでサクッと読めるように書いたので、コミュ障を克服して楽しく人生を過ごせるようになりたいなら読んでみてください。
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