今回は会話中に目を合わせられないコミュ症の人に向けて、目を合わせる方法を解説していきます。
具体的には、
- 【なぜ?】コミュ症で目を合わせられない根本的な原因
- 【対処法】目を合わせられないコミュ症が目を合わせながら話す方法
- 何が怖い?コミュ症が目を合わせられないときの心理 などを話していきます。
会話中に目を合わせられないと悩むコミュ症は多いですが、原因はシンプルで「間違った目の合わせ方をしているから」です。
逆に言えば、正しい目の合わせ方を実践すれば克服できます。
知り合いとの雑談や仕事中のコミュニケーション時に目を合わせて話さないと印象が悪くなってしまいます。
今回の内容を参考にして苦手を改善していきましょう。
【なぜ?】コミュ症で目を合わせられない根本的な原因
最初にコミュ症が目を合わせられない根本的な原因について解説します。
会話中に目を合わせられないと悩むコミュ症は多いですが、その原因をきちんと理解できている人は少数です。
改善したいことがあるときは、まずは原因から追求していく必要があります。
ここで、問題の元凶が何か把握していきましょう。
会話そのものに恐怖を感じている
1つ目は、会話そのものに恐怖を感じているです。
コミュ症は過去の経験から、会話そのものに恐怖やネガティブな印象を持っていることが多いです。
そして、恐怖を感じるものから目を逸らしたいというのは人間なら自然な心理です。
その結果、会話に恐怖を感じている場合、どうしても会話を避けたい気持ちが強くなって、つい目を逸らしてしまいます。
(正確に言うと会話ではなく、会話相手から目を逸らしているのですが、本質的には同じです)
これについては、会話をする中で成功体験を積んで、会話への恐怖心を克服するしかありません。
上辺のテクニックを使っても、根本的な部分が解決しないとなかなか現状は変わっていきません。
ただ、それだとこの記事を読んでいる意味がなくなってしまうので、もう1つ別角度から話をしたいと思います。
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間違った目の合わせ方をしている
2つ目は間違った目の合わせ方をしているです。
間違った目の合わせ方をしているから、目を合わせることに抵抗を感じて目を逸らしてしまうんですね。
そして、真面目なコミュ症ほど、この間違った目の合わせ方をやろうとして失敗してしまいます。
なので、正しい目の合わせ方を身に付けることで現状を改善していけます。
では、間違った目の合わせ方とはどんな合わせ方なのか?
結論から書くと、相手の目を見ようとすることです。
もっと具体的に言うと、相手の黒目を見ようとすることですね。
そう思うかもしれませんが、実はそれこそが罠なんです。
やってみるとわかりますが、相手の目を直接見るのって結構大変だったりします。
これについてはやってもらえればわかるのですが、以下の画像の男性の目を見てください。
どうでしょうか?
画像にも関わらず、大なり小なり「うっ…」となったと思います。
ただ、それはあなたがコミュ症だからというわけではなく、そもそも抵抗を感じるようになっているんですね。
(もちろん、目を見ることに全く抵抗がない人もいますが、そこは個人差というか、そうじゃない人もいるってことです)
なので、まずは目を合わせようとして目を見ること自体が間違っていることを理解してもらえればと思います。
では、上記の内容を前提として、どうやって目を合わせればいいのか?
具体的な方法を次の見出しで解説していきます。
【対処法】目を合わせられないコミュ症が目を合わせながら話す方法
ここから、目を合わせられないコミュ症が目を合わせながら話す方法について解説します。
ただ、すでに解説した通り、目を合わせようとして相手の目を見るのは逆効果になってしまいます。
なので、ここで話すのは実際に目を合わせるのではなく「目を合わせている風に話す方法」です。
合わせている風といっても、相手からするとちゃんと目を合わせているように見えるので、そこは安心してください。
以下の3つのポイントに分けて解説していきたいと思います。
- 相手の目の周りを見るようにする
- 自分のリアクションに合わせて目線を外す
- ある程度、雑にやっても問題ないと思うようにする
相手の目の周りを見るようにする
ここまで書いてきたように、目を合わせようとするときに、相手の目を見るのは逆効果です。
なので、相手の目の周りを見るようにしましょう。
具体的には、以下のような部分を見るといいですね。
- 眉毛
- 眉間
- 目尻
- まぶた
- 鼻の付け根
こんな風に目の周りを見ることで、感じる抵抗が少なくなります。
さっきの男性の画像をもう一度貼るので、実際に目の周りを見てみてください。
どうでしょうか?
直接、目を見るよりもかなり抵抗が少なくなったと思います。
こんな感じで、相手の目(黒目)ではなく、目の周りを見るようにするといいでしょう。
で、これって相手の目の周りを見ているので、厳密に言うと目を合わせてはいません。
なので、目の周りを見ているのがバレるんじゃないかと思うかもしれませんが、相手からするとどこを見ているのかなんてわかりません。
目の周りを見ていれば、ほぼ確実に目を見ていると思います。
ましてや、「お前、目の周り見てるだろ!」なんて言ってくる人はいませんw
実際、僕もそんなことを言われたことは一度もありません。
なので、安心して目の周りを見てもらえればと思います。
自分のリアクションに合わせて目線を外す
目の周りを見ることで、目を見れない問題はほぼ確実に解消されると思います。
ただ、次に「どのくらいの頻度で目を合わせればいいのか?」という問題が出てきます。
ずっと目を合わせればいいのか?
たまに目線を外した方がいいのか?
外すとしたら、どのくらいの頻度で外すのがいいのか?
などなどコミュ症にとっては難しい問題だと思います。
で、この問題の解決策としては、
自分のリアクションに合わせて目線を外す
↑これが正解になります。
まず前提として、ずっと目線を合わせるのは、あまりおすすめできません。
目線を合わせ続けると相手に圧迫感を与えてしまうので。
なので、適度に目線を外す方がいいのですが、じゃあどれくらいの頻度がいいかと言うと、それは相手との関係性や話の流れによる、というのが正直なところです。
たまに話題の区切りで目線を外しましょうみたいな話しもありますが、会話が苦手なのに話題の区切りなんて意識してられませんし、それで肝心の会話が疎かになったら意味がありません。
ただ、これだけだと何の意味もないので、解決方法の1つを話すと一番自然なのは自分のリアクションに合わせて目線を外す方法です。
具体的には、以下のような感じです。
- 笑って顔が上がるときに目線を上に外す
- 返答を考えて「う〜ん」と言っているときに、目線を床に向ける
- 座っている姿勢を治すときに手元に目線を向ける
他にも色々ありますが、このように自分のリアクションや動きに合わせて目線を外すといいですね。
僕も体の動きに合わせて目線を上に向けたり、床に向けたりしています。
ただし、スマホや時計に目線を向けるのは止めた方がいいですね。
間接的な話を終わらせたいアピールになってしまう可能性があるので。
基本的には目を合わせて(目の周りを見て)、話の中のリアクションに応じて、たまに目線を外す。
↑まずはここを目指してもらえればいいかなと思います。
ある程度、雑にやっても問題ないと思うようにする
最後にこれはマインド(考え方)の話なのですが、ここまでの内容はある程度、雑にやっても問題ないと思うようにするといいでしょう。
コミュ症は基本的に真面目な人が多く、何かをやろうとすると、
と思ってしまいがちです。
しかし、そのせいで自分を追い込んでしまったり、会話そのものが嫌になってしまっては本末転倒です。
確かに目を合わせるのは大事ですが、100%完璧にやる必要はありません。
僕もたまにテキトーにやることもありますが、特に問題は起こっていません。
意識すべきところは意識する必要がありますが、完璧主義にならないようにしましょう。
【補足】目を合わせなくてもいい位置取りをする
うまく目を合わせられないときの対処法はここまで話してきた通りです。
それぞれの対処法を実践してもらえれば、少なくとも今よりは目を合わせながら話せるようになるでしょう。
ただ、人間なので時にはうまく実践できないこともあると思います。
そういう場合の対処法もあるので、補足として解説しますね。
じゃあ、どうすれば良いのかですが、結論から書くと、
目を合わせなくてもいい位置取りをする
です。
具体的には、
- 相手と横並びになる位置
- 相手と斜めになる位置
などですね。
要は、目を合わせなくても不自然にならない位置取りをすればいいってことです。
横とか斜めにいれば、ある程度視線があわなくても不自然じゃないですからね。
もちろん、どうしても正面になってしまうこともあるので、万能ではありませんが、どうしてもうまく目を合わせられないという場合は、使ってみてください。
何が怖い?コミュ症が目を合わせられないときの心理
ここからは、コミュ症が目を合わせられないときの心理について解説します。
目を合わせられないときには、単に目を合わせられないのではなく、必ずそうなる心理があります。
では、どのような心理が働いて目を合わせられなくなっているのか?
以下の 5つに分けて解説していきます。
- 自分がうまく話せないことを見透かされそうで怖い
- 相手のマイナスな表情やリアクションが怖い
- 会話に正面から向き合わないといけないのが怖い
- 相手との格差を意識してしまう
- 相手の圧が強い
自分がうまく話せないことを見透かされそうで怖い
1つ目は「自分がうまく話せないことを見透かされそうで怖い」です。
コミュ症は基本的に自分のコミュ力の低さに劣等感を持っています。
あなたも、自分が周りの人と比較してうまく話せないことに劣等感やコンプレックスを感じているのではないでしょうか?
そして、会話をするときに相手の目を見て、正面から話すと、そのうまく話せないことが相手に見抜かれそうになると感じるんですね。
その結果、目を逸らしてしまうんですね。
ちなみに、どこで見抜かれそうと感じるのかは人それぞれです。
- おどおどした表情
- 言葉の詰まり具合
- 会話の盛り上がらなさ
他にも理由はありますが、このようにうまく話せないことを見抜かれそうと感じることで、目を合わせられなくなってしまいます。
相手のマイナスな表情やリアクションが怖い
2つ目は「相手のマイナスな表情やリアクションが怖い」です。
コミュ症は、それまでの経験の中で相手からマイナスな反応をされてきています。
たとえば、
- 会話中に相手がつまらなさそうな表情をしている
- 自分と話しているときだけ、相手がスマホをチラチラ確認する
- 自分が発言しているときに、軽いため息をつかれる
こんな感じで思わず「うっ…」となってしまう反応をされてきています。
で、こういった表情やリアクションはできれば見たくないですよね。
だから、直視しないように目を逸らした結果、目を合わせられなくなってしまいます。
会話に正面から向き合わないといけないのが怖い
3つ目は「会話に正面から向き合わないといけないのが怖い」です。
コミュ症にとって会話はネガティブなもので、人によっては恐怖の対象になっていることもあります。
会話をするときに、相手の目を見るとその恐怖の対象に対して正面から向き合いながら話すことになってしまいます。
人間、ネガティブで恐怖を感じるものを正面から見たいとは思えないので、その結果、目を逸らしてしまうんですね。
ちょっとイメージしづらいかもしれませんが、実体はないけど会話をしているという事実が目の前にあるので、その事実から目を逸らしたくなるという感じですね。
相手との格差を意識してしまう
4つ目は「相手との格差を意識してしまう」です。
ここで言う「格差」とは、自分より相手がどれくらい格上の存在と感じているかということを指します。
たとえば、あなたがコミュ力がめっちゃ高くて、相手が誰であってもすぐに打ち解けて男女問わず好かれまくっている人と話すとします。
そのとき、あなたはどういうことを感じるでしょうか?
きっと、
みたいなことを感じると思います。
逆にめっちゃコミュ症で自分と同じくらいしか話せないという人と話すとしたらどうでしょうか?
きっとコミュ力が高い人と話すときのようなプレッシャーは感じないと思います。
何なら、相手も同じくらいしか話せないということで親近感を感じるかもしれません。
こんな感じで相手との格差を感じていると、
みたいに思ってしまうんですね。
その結果、プレッシャーを感じて、そのプレッシャーから目を逸らしたくて、目を合わせられなくなってしまいます。
相手の圧が強い
5つ目は「相手の圧が強い」です。
コミュ症だからどうこうではなく、シンプルに相手の問題ですね。
圧が強ければ、それだけ圧迫感を感じて、目を逸らしたくなります。
これに関しては、コミュ症が原因ではありません。
もし話していて相手の圧が強いと感じた場合は、あなたの責任ではないんですね。
どうすれば目を合わせられるんだろうと考えるのではなく、
と考えるようにしましょう。
どうしても目を合わせられないときに使える魔法の言葉
ここまで、目を合わせられない原因や解決策について解説してきました。
ただ、こういった内容を理解して実践しても、うまくいかないこともあります。
なので、そういうときに使える魔法の言葉を教えたいと思います。
結論から言うと、以下の内容を話し相手に伝えましょう。
「人と目を合わせるが苦手だから、うまく目を合わせられないかもしれないからごめんね」
これです。
要は目を合わせられないことを相手に言ってしまうんですね。
こうすることで、例え目を合わせられなくても不自然になりません。
「あぁ、単純に苦手だから今、目を合わせてないんだな」
と理解してもらえるので、誤解される確率を下げられます。
なので、目を合わせられないときは、そのことを相手に伝えるようにしてみてください。
ただ、こういうことを言うと、
「苦手とかそんなこと関係ない。ただ甘えてるだけ。言い訳するな」
みたいなことを言ってくる人がいます。
そういう人に出くわしてしまった場合は、その人は相手にしないようにしましょう。
(職場の人なら業務上必要な時以外、関わらないようにすればOKです)
こういう人は相手への共感性が著しく低く、関係性を構築してもストレスが溜まるだけだからです。
それよりは「あ、そうなんだ。了解〜」みたいに言ってくれる人と仲良くした方が何倍も楽しいです。
関わる相手を選ぶのもコミュ力の1つなので、文句を言われた場合は、相手にしないようにしましょう。
障害ではない!人の目を見て話せないときはやり方を変えよう!
人と話すときに目を合わせられないコミュ症は多いですが、その大半はやり方を間違えていることが原因です。
僕もコミュ症だったころは、自分の脳には何か障害があるのではないかと思っていましたが、そんなことはないんですね。
正しい目の合わせ方を知れば、仮に今、全く目を合わせられないとしても徐々に改善していけます。
自分には無理だと諦めずに、頑張ってやり方を変えていきましょう。
また、やり方を変える以外に、コミュ力を上げるのも1つの手です。
コミュ力を上げれば、自分の会話に自身を持てるようになって、自然と目を合わせられるようになっていけます。
目を合わせられたら、うまく話せなくてもOKというわけではないと思うので、あわせてコミュ力を上げていくことをおすすめします。
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